「品質管理って
なんだ?」から
スペシャリストを
目指せるキャタラー
品質管理H・S
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
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「品質管理ってなんだ?」から
スペシャリストを目指せるキャタラー -
「品質管理ってなんだ?」から
スペシャリストを目指せるキャタラー私が所属する品質管理部 分析技術室では、製品がきちんとできているかを検査したり、検査する際の装置や人の作業に不具合がないかを検討したりしています。
大学時代に分子生物化学を専攻していた私にとっては、少し分野の異なる仕事です。正直言って、入社当初は品質管理部が一体何をするところなのか、そもそも触媒がどのように作られているのかもよくわかっていませんでした。しかし、最初に教育についてくれた先輩社員の方がすごく優しくて、丁寧に教えてくださったおかげで、入社時からとても働きやすかったです。周りの先輩方や上司の方も気さくに話しかけてくださり、すぐに今の職場が気に入りました。私の仕事は他部署の方と関わる機会も多いのですが、キャタラーは部署関係なく話しやすい雰囲気がとてもいいなと思います。今では、仕事では関わったことがないけれど、趣味の話はよくする同僚などもいます。休日には、仕事の同期や先輩とゴルフなどに出かけることも多いです。品質管理の仕事で大切なのは、一度起きた不具合を再発させないことです。同じ問題がまた起きないよう、どこで不具合が起きたのかという原因の究明が求められます。入社したての頃は、触媒が作られるまでの流れもまだ理解できていない状態だったので、製造現場から「不具合が出たので見てくれませんか?」と相談されても、何が原因かわからず戸惑うことが多かったです。そのため、初めのうちはとにかく上司のあとを付いて行って話を聞いて回るようにしていました。その後は、経験を積んでいく中で理解度があがり、原因を正しく特定し、効果的な対策を打つことができるようになりました。
キャタラーは、教育制度が整っていることも魅力の一つだと思います。触媒を作る上での考え方など、学びたい分野を細かく選んで学べたり、配属後の工場実習でものづくりの現場を体験できるので、それもすごく役立ちました。そうした社内の教育制度に加え、仕事の空き時間には自分で現場を訪れて見学していたこともありましたね。
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グローバルでの経験は
「大変だけど、面白い」 -
グローバルでの経験は
「大変だけど、面白い」入社3年目には、インド拠点での指導も経験することができました。英語が堪能なわけではないので任されたときは不安でしたが、現地スタッフがとても温かく迎えてくれたことに救われました。こちらが一生懸命に伝えれば、スタッフたちも親身に耳を傾けてくれますし、わからないこともすぐに相談してくれます。スタッフがちゃんと理解できているかは、実際の作業を見ることで確認できるので、言語の壁はそれほど大きな問題ではないということを学びました。
もちろん、日本にいた頃のように困ったとき頼れる上司はそばにいません。発注したものがなかなか納期通りに届かなかったり、インフラが弱くて思うように作業が進まなかったりと、トラブルもたくさんありました。しかし、一筋縄ではいかない中であれこれ考えながら目標に向かっていくのは、大変だけど、とても楽しい経験でしたね。グローバルでの仕事は、キャタラーの社員としても、ひとりの人間としても、自分を大きく成長させてくれます。今後は、インド以外の海外拠点でも経験を積みたいです。
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入社当初は、「職場にうまく馴染めるか」とか「好きな化学の知識を活かせるか」という不安がありましたが、実際に働いてみると、今の職場がとても合っていると思います。仕事って、好きなことができればそれが一番ですが、企業の場合は入ってみないと自分がどこに配属されるかはわかりません。大学で学んだことをそのまま活かせるということの方が珍しいくらいです。そのため、私は「生物分子化学」専攻でしたが、「化学」という大枠の中でこの会社を選びました。今は、それでよかったと思っています。好きなことをとことん突き詰めるのも、もちろんいいことです。しかし、ドンピシャじゃなくても、好きなことに近い分野、大枠で見て好きな分野で決めていくと、自分でも気づかなかった新しい興味に出会えるかもしれません。