カーボンニュートラル事業 R・K

2035年に向けて、
キャタラーが変わる。
脱炭素社会実現を担う
次世代のリーダー

技術系
カーボン
ニュートラル事業

R・K
2009年入社/新卒入社

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

開発で培った知見を携えて
白紙から描くカーボンニュートラル

開発で培った知見を携えて白紙から描くカーボンニュートラル

開発で培った知見を携えて
白紙から描くカーボンニュートラル

大学時代、私は触媒化学の研究を行ってきました。就職活動のときにキャタラーに魅力を感じたのは、事業全体に占める開発のボリュームが大きいことや、開発から製品までを一貫して手がけていることなどが理由です。製品化するまでしっかり見届けられる点に魅力を感じ、「この会社で研究・開発に携わりたい」と思い、入社しました。入社以来、私は長年ディーゼル車の触媒開発を手がけ、現在はカーボンニュートラル推進部(※以下、CN推進部)で業務を行っています。そこでは、キャタラーが2035年にカーボンニュートラルを達成できるよう、全社一丸となって取り組むための旗振り役を担っています。

私が所属するCN推進部は、2022年1月に発足しました。発足当時は、『2035年にカーボンニュートラルを達成する』という目標以外すべて白紙状態。何もないところから大きな目標に向かって進めていくのは、とても大変なことです。いろいろな会社と情報を共有したり、世界の潮流を読み取ったりして、何をしなければならないかを話し合うことから始まり、今日までかなり苦労しました。今は、ようやく2035年までのシナリオを描くことができ、設定した目標に向けて計画の検討・実施を進めています。

カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの中でも、私は工場におけるCO₂排出量の削減を担っています。工場のCO₂排出は電気とガスに由来するのですが、特に難しいのはガス由来のCO₂削減です。これをなんとかすることが今の私の課題ですね。工場のCO₂排出量を削減するための基本となるのは、省エネです。使わない電気は消す、冷房の設定温度を少し上げるなど、日常生活でも行われているような基本的な省エネと、生産条件を変更するなどの工場特有の省エネの積み重ねが、工場のカーボンニュートラル達成のためには欠かせません。

できないことをできるようにする
ワクワク感が原動力

できないことをできるようにするワクワク感が原動力

できないことをできるようにする
ワクワク感が原動力

私たちはあくまでカーボンニュートラル達成に向けて全社一丸となって取り組むための旗振り役なので、最終的には製造部や生産技術部など現場で動いている方達に計画の検討・実施をしてもらわなくてはなりません。そのため、他部署の方々との対話や情報共有が非常に大切になってきます。

この仕事に限ったことではありませんが、キャタラーでは人と対話する能力がとても重要だと思っています。自分が言ったことに対して相手が違う認識の仕方をしていたり、相手の意図をうまく読み取れなかったりして食い違いが起こると、計画がうまく進まなくなってしまいます。相手がどんな想いでその言葉を発したのかをうまく汲み取り、また、自分が伝えたいことを正確に伝えるといったコミュニケーション能力は、キャタラーでは不可欠であり、私が入社以来少しずつ磨いてきたものです。今は、開発に携わる中で培ってきた知見や、会社内外の人との対話の中で磨いてきたコミュニケーション能力など、これまで積み重ねてきたものを応用するステージだと思って、日々の仕事に取り組んでいます。

カーボンニュートラルを達成できるかどうか、それはまだ誰にもわからないことです。できないことをできるようにしていくのは、熱量がいる大変なことですが、一歩一歩進んでいく感じが今はすごく楽しいんです。私は、何かを実現できたときの熱いものが込み上げてくる感覚を、開発に携わっていた時代からよく知っているので、今はその感覚を追い求めて頑張っています。

キャタラーで活躍したいキミへ
キーワードは「だから、どうする?」

キャタラーで活躍したいキミへキーワードは「だから、どうする?」

キャタラーで活躍したいキミへ
キーワードは「だから、どうする?」

言われたことをこなすだけでなく、自分でやるべき課題を見つけてそれに向かって取り組める人がいれば、チームが強くなる重要なピースになると思うので、そんな人と一緒にカーボンニュートラル達成を目指していきたいです。私は、わからないことや課題にぶつかったとき、「だから、どうする?」という言葉をキーワードにしています。なんでも「だから、どうする?」と問いを立てると次のアクションにつながっていくので、何をして良いかわからず立ち止まったときには、皆さんもこの言葉を自分に投げかけてみてください。