EUO C・U

最前線で環境問題と
向き合い、
キャタラーに
次世代の切り札を託す

事務系
営業
欧州事務所C・U
2015年入社/キャリア入社

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

世界を旅して見つけた
自分が本当に売りたいもの

世界を旅して見つけた自分が本当に売りたいもの

世界を旅して見つけた
自分が本当に売りたいもの

キャタラーに入社する以前、私は印刷会社で営業として働いていました。前の会社では、シンガポールとチェコの2か国で海外駐在を経験しています。前の会社を辞めてから1年間は、「せっかくだから今まで行けなかった遠いところに行こう」と思い、南米などの国々を旅していました。実際に訪れてみると、南米の標高が高い国々は、空気が薄いのに加えて排気ガスがひどく、息苦しく感じられました。帰国して転職活動を始めてから、そのときの経験を思い出して「地球環境に貢献できるような仕事がしたい」と思うようになり、転職先を探している中で出会ったのがキャタラーです。前の会社は経営が不安定だったため、世界的自動車メーカー・トヨタ自動車のグループ企業であるという安定性にも魅力を感じ、入社を決めました。

現在、私はドイツの営業所でマーケティングマネージャーとして働いています。環境に関する活動は欧州が世界をリードしており、会社の今後の方向性を左右する情報を収集する重要な拠点です。現地のお客様と直接お話したり、ドイツ人の営業メンバーがお客様から受け取った要望を聞いたりして、お客様の要望や今後の市場の動向などを適切に本社へ伝えるのが私の務めです。日本にいた頃は、逆にドイツから来た情報を受け取る立場を務めていたのですが、今度は発信する立場を務めることになりました。ドイツ人メンバーはみんなとても優秀でフレンドリーなので、和気あいあいとした雰囲気で働いています。

私たちの触媒が世界に選ばれる理由は、
全社一丸のチームプレー

私たちの触媒が世界に選ばれる理由は、全社一丸のチームプレー

私たちの触媒が世界に選ばれる理由は、
全社一丸のチームプレー

今は、日本にいた頃よりも近くでお客様の声を聞けることにやりがいを感じています。ましてや、自分がお客様と直接交渉をして「じゃあキャタラーにお願いします」と言っていただけたときの喜びはたまりません。キャタラーの製品は、営業ひとりが頑張れば受注できるようなものではなく、チームプレーでやっと案件を獲得できるものだと思っています。というのも、触媒はカタログから選んで販売する製品ではなく、お客様に合わせて開発するオーダーメイドであり、さらに各国の法律に基づく認証があって初めて部品として採用してもらえるものなので、営業だけの判断でご提案することはできず、社内にいる開発/設計、生産準備、調達、生産、品質保証など各分野のプロとの連携が欠かせないんです。1件受注するにもいろんな人の苦労が詰まっているからこそ、その先端に立ってお客様とやりとりする立場の責任は大きく、その分喜びも増しますね。

お客様に対して最も自信を持って主張できるのは、キャタラーの製品は量産の過程では絶対に問題が起こらないということです。キャタラーの製品は、開発してから工場で量産を始めるまでに、いくつもの厳しい関門を突破する必要があります。そのため、それをすべてクリアしてできた製品には問題が起こらないという仕組みが確立されているんです。たまにお客様から「もう少し期間を短縮できないか?」とご相談を受けることがあるのですが、そういうとき、「弊社では準備体制が万全であるが故に量産に入るまでは時間がかかりますが、一度量産が始まれば問題は起こらないので、決して損はさせません」と堂々と言えることが大きな強みであり、誇りです。

世界の先端に立って考える
女性のキャリアと会社の未来

世界の先端に立って考える女性のキャリアと会社の未来

世界の先端に立って考える
女性のキャリアと会社の未来

EV化が進むヨーロッパは、排ガス触媒をメイン事業とするキャタラーにとっては厳しい市場だと言えるでしょう。そのため、私たち欧州拠点のメンバーは、世界各地にある拠点の中で最も危機感を持って取り組んでいるつもりです。言い方を変えれば、欧州拠点は、インド等今後もしばらく内燃機関が残っていく地域とは異なる視点を持っているため、次世代におけるキャタラーの新しい核を見つけられる可能性を秘めているということ。環境保護に関するトレンドは常にヨーロッパから世界へと広まっていく傾向があるので、私たちは常に最前線に立っているという自覚と責任を感じながら働いています。ドイツでの赴任中、一つでもいいからキャタラーにとっての新しいビジネスの種を見つけることが、今の私の目標です。
キャタラーに入社して今年で9年目。私のこれからの立ち振る舞いは、この会社で女性がキャリアを築く上での一つの基準として見られるようになると思います。バリバリ働きたい方もいれば、家庭やプライベートに重きを置きつつ働きたい方など、女性の仕事との向き合い方は三者三様です。私の働き方がすべての女性に対する評価基準になることは避けつつも、今後キャタラーがもっと女性にとって輝ける場所になるよう、風穴を開ける存在になれたら嬉しいです。

最後に、私のドイツでのプライベートを紹介します。お休みは、基本的に土曜日と日曜日。ドイツでは、日曜日はスーパーマーケットや薬局などの日用品を扱うお店がすべて閉まっているので、土曜日のうちに買い物に出かけたり、友達とご飯に行ったりしてアクティブに過ごすことが多いです。一方、日曜日は美術館に行ったり公園を散歩したり、家でゆっくり過ごします。オランダやベルギーと国境が近いので、時間があるときは車で少し遠出することも多いです。ヨーロッパは電車や飛行機で簡単にいろんな国に渡れるので、土日を使って近隣の国へ旅行に行くこともありますし、長期休みには中東やアフリカまで足を伸ばすことも。私生活も、とても充実しています。